日本最長150mのパイプルーフ工事
9号京都西立体千代原トンネル本体工事
工事件名 | 9号京都西立体千代原トンネル本体工事 | 発注者 | 国土交通省近畿地方整備局京都国道事務所 | 施工者 | 鹿島・鴻池特定建設工事共同企業体 | 施工場所 | 京都市西京区上桂三ノ宮町〜御陵塚ノ越町地先 | 施工方式 | アンクルモールスーパー工法 アンクルモールシャトル工法(拡縮型機械式推進工法) ※地中障害物対策(残置管路撤去)としてアンクルモールシャトルを使用。 二連刃口推進工法 |
施工数量 | φ812.8mm 27スパン 4,050m φ1016mm 9スパン 1,350m 延長計 5,400m |
土質 | 沖積・洪積砂礫、洪積粘土 |
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工事概要
京都西立体交差事業は、千代原口交差点を立体交差化することにより、渋滞緩和と沿道環境改善などを目的として行われた事業です。
この事業において、イセキ開発工機は、地下トンネル構築のためのパイプルーフ工事を行いました。パイプルーフ工法により、地上交差点内の交通の流れを遮断することなく、地下での工事を進めることができました。
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工事概略図 ![]() |
施工場所全景 ![]() |
パイプルーフ断面図 ![]() |
地中障害物対策
本工事では、水平部19スパン、垂直部17スパンを施工いたしました。
そのうち南側垂直部の施工位置には、電力縦断管路及び仮設鋼矢板等が残置していることから、障害物に当たったときに掘進機本体を一度引き戻し、人力で障害物を取り除いた後に再投入が可能な掘進機「アンクルモールシャトル」を採用いたしました。
また、特に障害物が多い箇所では「二連刃口推進工法」により施工いたしました。
南側パイプルーフ側面図 ![]() |